福島県二本松市のリュクレ石沢です。
ジュエリーのリフォームの相談が増えてきております。どこでリフォームを相談したらいいか迷っている方が多いので、
他店で購入したものでも結構ですので、一度、店頭にお品をご持参になってご相談ください。
知らないところに商品を預けるのは不安かと思います。歴史と実績のある当店にお任せください。
さて、
今回は、
「リフォームできない宝石はある?」
について書いていきます。
リフォームできない宝石の種類って?宝石の素材と状態が鍵
宝石箱に眠っている宝石、お祖母さまから譲られたリングやブローチ、若い時に贈られた婚約指輪などはありませんか。身に着けずにしまっておくほどもったいないことはありません。リフォームを考えてみましょう。ただその前に、ジュエリーに使われている宝石がリフォームに適したものかどうか、注意が必要です。中にはリフォームできない種類の宝石もあります。
リフォームが難しいと考えられる宝石にはオパール、エメラルド、宝石珊瑚、トルコ石、タンザナイト、トルマリン、トパーズ、ペリドット、翡翠、アレキサンドライト、アメジストなどがあります。
オパールは地球の地層と地層の間で結晶化せずに固まってできたという独特な成り立ちを持っています。オパールの硬度は5で、ダイヤモンドの10に比べ、やわらかい宝石です。オパールのジュエリーリフォームには熟練した職人の技が必要だと言えます。オパールは水分を含んだ宝石とも言われ、熱が加わると石の中の水分が飛んでしまい、美しい石の雰囲気が変わってしまうこともありますので、注意が必要です。
エメラルドも地下深く、大きな圧力を受けて生成される宝石なので、結晶はひび割れたり、傷ついたりする場合が多いといえます。硬度は7・5から8と高めですが、衝撃に弱く、熱や水にも弱いという性質を持っています。結晶化の際、内包物に亀裂が入るなどしていることも多く、もろくて、傷の多い宝石とされています。そのためリフォームには細心の注意が必要です。
このように宝石自体がもろく、デリケートな扱いが必要なものはリフォームの際にも注意することが大事です。宝石を取り外した際に、留めている爪の下に割れや欠けが隠れていることもあります。外してみないと分からない場合もありますので、様子を見ながら、作業を進めていく必要があります。
硬度が高い石でも、石の状態によって変わってきますので、リフォームをする際は宝石の素材と石の状態がポイントとなります。
欠けや割れのリスクが高いもの
宝石の硬さや傷つきにくさを分かりやすく数値化したものがモース硬度です。モース硬度10のダイヤモンドに対し、エメラルドが硬度7~8、ペリドットは6、オパールは5,真珠は4、宝石珊瑚は3となっています。硬度が低いものは丁寧な扱いが必要な宝石と言えます。硬度が高いほど傷つきにくいとは言え、欠けたり、割れたりしないというわけではありません。硬度の高いダイヤモンドでも衝撃には弱く、落とせば割れたり、傷ついたりもしますので、どんな宝石も取り扱いは丁寧にしましょう。
デザインや構造上リフォームが困難なもの
リフォームを依頼したジュエリー店でも、元々のジュエリーのデザインや構造上、宝石を取り出すことが難しい場合もあります。特にエメラルドのように傷つきやすい宝石を使ったデザインはルースを取り出す際に欠けや損傷させてしまうデメリットがあります。その場合はリフォームをする際のデメリット、宝石を傷つけてしまう危険性があることなどをきちんとお客さまにお伝えします。
宝石のプロ(専門家)に相談して最適な判断を仰ごう
宝石をリフォームしたいと考えた場合、使う宝石の種類や状態によって、リフォームが可能か否かの診断は難しいと言えます。ジュエリー店に足を運び、宝石のプロ、専門家に相談するのが安心です。リフォームしたいアイテム、デザインなどの相談にものってくれますので、ジュエリー店をお訪ねください。気軽に足を運んで、最適な判断を仰いでくださいね。
このように、宝石の修理やリフォームについては、
「どのようにリフォームしたらいいかわからない」
「どこで指輪やペンダントのリフォームをしてもらったいいかわからない」
「他店で購入したものなのでリフォームの相談を受けてくれるかわからない」
など、不安な点もあるかと思います。
そんな時は、リュクレ石沢までご相談ください。
相談は無料、リフォームのデザイン提案も無料です。
仕上がりまでは、お時間を頂戴する場合もございますが、
大切な思い出の品を修理して、末長く使っていただきたく思っております。
他店で購入の品でもOKですので
一度、ご相談ください。