8月の誕生石で作るオーダージュエリー

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8月の誕生石で作るオーダージュエリー

福島県二本松市のリュクレ石沢です。
結婚指輪や婚約指輪を探している、検討しているカップル様へ
ブライダルジュエリーに関するお話をしております。

指輪選びの参考にご覧ください。また、店頭では当店オリジナルジュエリーの結婚指輪と婚約指輪をはじめ多数のブランドも取り揃えております。ぜひご来店の上、下見にいらしてください。

 

さて、今回は

「8月の誕生石で作るオーダージュエリー」

について書いていきます。

8月の誕生石で作るオーダージュエリー

8月の誕生石は3つあります。鮮やかなグリーンが美しいペリドット。そしてルビーやサファイアに似た鮮やかな色合いが有名なスピネル。縞模様が美しいサードオニックスです。それぞれの特徴や魅力を紹介します。

ペリドットの特徴やお手入れの注意点

ペリドットは美しいライムグリーンが特徴です。ペリドットには暗闇に光をもたらす力があるとされ、古代エジプトでは災いを払うお守りとされ、ファラオの崇拝物ともされてきました。おもな産地はミャンマーとパキスタンです。
ペリドットの宝石言葉は夫婦の幸福、和合。パートナーの浮気防止や夫婦円満に役立つ宝石と言われ、嫉妬や恨みなどの邪気をはねのけ、ポジティブなパワーを与えてくれます。「絆」「安心」などの意味合いも持っているので、夫婦の絆を深めたい方にお勧めの宝石です。不安などマイナスのエネルギーを取り除き、持ち主を明るい希望や勇気といったプラスの方向に導き、前向きなサポートをしてくれるといわれています。

ペリドットには光を取り込んだ時に石の中で光の方向を変える「複屈折」という性質があり、夜の照明の中で一段と輝きを増すため「イブニングエメラルド」とも呼ばれています。含まれる鉄分が多いほど美しい黄緑色になり、そういった鮮やかなペリドットには希少価値があります。

ペリドットは水に強く、太陽の光にも強いので普段使いしやすく、日々着用して楽しむことのできる宝石です。ただモース硬度はそれほど高くないので、衝撃には弱い宝石です。へき開性といい、衝撃によりある特定の方向に割れてしまう性質がありますので、硬いものにぶつけたりしないよう注意が必要です。保管する際は他の宝石と触れ合うことのないよう、気を付けて扱いましょう。

ペリドットはほこりが付きやすい宝石です。着用後には、柔らかい布で丁寧に拭いてください。汚れが目立つ場合は、ぬるい温度の石鹸水の中で、柔らかい歯ブラシなどを使ってやさしく汚れを落とします。きれいなぬるま湯ですすぎ、乾いたら柔らかな布で丁寧に拭きます。超音波洗浄機やスチーム洗浄はやめましょう。適したお手入れで末永く美しい輝きを楽しんでくださいね。

 

ペリドットが映えるジュエリーは?

ペリドットの美しいグリーンを楽しむジュエリーはさまざまなアイテムがあります。黄緑色を楽しみたい方はリングがオススメ。柔らかなグリーンにいやされることでしょう。ピアスやイヤリング、一粒ネックレスなども身に着ける人に爽やかな印象を与えてくれます。

 

スピネルの特徴とお手入れの方法

スピネルは鮮やかなレッドスピネルが有名ですが、ピンク、ブルー、パープルと豊富なカラーバリエーションがあります。屈折率が高いので、研磨することで美しい輝きが楽しめます。また耐久性もあり、内包物も少ないので、ジュエリーとして古くから親しまれてきました。おもな産地はミャンマー、ベトナム、スリランカ、タンザニア、マダガスカルなどです。

スピネルの名の由来はラテン語の「スピネッラ」。「小さなトゲ」という意味合いです。八面体の結晶を持ち、とがった部分があるので、この名前が付けられたと言われています。和名では「尖晶石」と呼ばれています。

スピネルの石言葉は「成功」「情熱」「勝利」。持ち主のエネルギーを高め、自己実現へと導いてくれるとされています。

スピネルは2021年の誕生石の改定により8月の誕生石に加わりました。スピネルは見た目の鮮やかな赤色からルビーと混同されてきた歴史があります。英国に伝わる「黒太子のルビー」やエリザベス女王の「ティムール・ルビー」もレッドスピネルだったことがわかっています。スピネルは「勝利を呼ぶ宝石」といわれ、勝負運を強くするとされてきました。邪気を払い、プラスのエネルギーを授けてくれる宝石としても有名です。

スピネルは硬度が高く、お手入れは比較的簡単な宝石といえます。水洗いと柔らかな布で表面を拭くことで輝きを保てます。熱には弱いので、入浴や料理の際ははずしましょう。

 

スピネルの映えるジュエリーは?

鮮やかな赤が印象的なスピネルですから、ルビーと同様、リングにすると映えます。耳元を飾るピアスやイヤリングもおススメです。そのほか一粒ネックレスやブレスレットなどにして身に着けると、邪気を払い、プラスのエネルギーがもらえそうですね。

 

サードオニックスの特徴とお手入れ方法

サードオニックスは夏の太陽を思わせる暖かなオレンジ色が印象的です。石英(クオーツ)の結晶が集まってできた「メノウ」の一種です。赤色の縞模様が美しく重なり合い、「夫婦和合の石」とも呼ばれ、「幸せな結婚」「夫婦の幸せ」といった石言葉を持っています。
古代エジプトやギリシャでは「カメオ」にこの石が使われ、装飾品やお守りとして身に着けられてきました。ローマ時代には勇気や守護の象徴とされ、兵士たちが戦いに行く際にお守りとして身に着けられていたといわれます。絆や生命力を高める石ともされ、子宝に恵まれ、お産を軽くしてくれるお守りとして身に着けられるなどしています。

おもな産地はスリランカ、ブラジル、インド、中国、ドイツ、アメリカ、マダガスカル、チェコスロバキアなどです。インド産のサードオニックスは色のコントラストが美しいことで知られています。

サードオニックスは硬度が7と高いので比較的扱いやすい宝石です。汚れが気になる際はぬるま湯に石鹸を溶かし、柔らかめのブラシを使ってやさしく洗います。丁寧にすすぎ、水分はよく拭きとります。紫外線に弱いので、保管する際は直射日光が当たる場所は避けましょう。

 

サードニッククスが映えるジュエリーは?

縞模様が美しいサードオニックスなので、ペンダントやブローチ、リングなどにオススメ。出雲大社に奉られているご神体は巨大なサードオニックスで出来ています。魔除けやお守りとして身に着けてもいいでしょう。

 

 

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