福島県二本松市のリュクレ石沢です。
結婚指輪や婚約指輪を探している、検討しているカップル様へ
ブライダルジュエリーに関するお話をしております。
指輪選びの参考にご覧ください。また、店頭では当店オリジナルジュエリーの結婚指輪と婚約指輪をはじめ多数のブランドも取り揃えております。ぜひご来店の上、下見にいらしてください。
さて、
今回は、
「本物と見分けがつかない?フェイクパールを見破る5つのポイント」
について書いていきます。
フェイクパールって?
フェイクパールというのはイミテーションパール、人工パールとも呼ばれる模造真珠のことです。昔とは違い、精巧にできたフェイクパールと本物のパールとの見分けは付きにくくなっています。では本物とフェイクパールを見分けるポイントはどこでしょうか。
見た目で判断!光沢とテクスチャの違い
本物の真珠はアコヤ貝などに核を挿入し、その核の周囲を包みながら真珠層が何百、何千と重なり合い、真珠を形成していきます。真珠層を構成するアラゴナイト結晶からやさしく上品で奥深い光沢や透明感が生まれます。それに対し、人工真珠は核となる素材の上から真珠箔や塗料を用いてコーティングするため、本物の真珠の持つ光沢や透明感は出せません。フェイクパールはぎらぎらとした光沢で見た目から異なります。本物の真珠はしっとりとした手触りで、海が育て、自然界が作り上げた天然ならではのテクスチャもあります。本物の真珠は軽くこすりあわせると、ざらっとした質感があります。一方、プラスチックパールなどフェイクパールはつるつるとした感触です。
本物とフェイクパールの重さの違い
本物のパールは手に取るとずしりとした重みが感じられます。本物の真珠の多くはミシシッピー産のドブガイを核に使用しています。それに対しフェイクパールはプラスチックや圧縮したコットンなどを核にし、パール塗料を吹き付けて真珠らしく仕上げているので、手に取ると軽く感じられます。
フェイクパールにも種類があります。プラスチックパールと呼ばれるのは、プラスチックの表面を合成真珠の箔でコーティングしたもので軽いのが特徴。アクセサリーとして軽いのが着けやすいという方には、向いています。
貝パールと呼ばれるフェイクパールもあります。天然の貝殻を使用し、真珠の光沢を出す人工パール塗料や真珠箔を塗り重ねていますので、他の人工パールよりも本真珠に近い輝きと重さを持つので、注意が必要です。
コットンパールは圧縮したコットンをパール塗料でコーティングしたフェイクパール。プラスチックパールよりもさらに軽く、軽やかな着け心地が特徴です。
ガラスを真珠箔やパール塗料でコーティングしたフェイクパールをガラスパールと呼びます。ガラスパールは光沢が強く、華やかなので普段使いに適したアクセサリーですが、冠婚葬祭などのきちんとした場にはふさわしくありません。ガラス素材なので、重さもあります。
触り心地で感じる温度の差
質感や重さ以外にフェイクパールと本物の真珠の違いは触れた時に感じる温度にも現れます。本物の真珠は触るとひんやり冷たく感じられます。それに対し、人工真珠はあたたかい温度感があります。本物の真珠は熱伝導率が高いので、しばらく触っていると今度は温かく感じられます。触れた時の温度差でも本物とフェイクパールとの違いは分かります。
本物とフェイクパールとの穴の違い
本物の真珠とフェイクパールとの見分け方のひとつに、穴をあけた断面を見る方法があります。本物の真珠は断面が直線的できれいな穴があいています。一方、偽物の真珠は断面にでこぼこがあり、穴の周りが盛り上がるなどしているので、違いが分かります。
価格で判断する!本物と偽物の違い
真珠の価格を決める要素は光沢、テリ、真珠層の巻きの厚さ、真円の形、傷があるかないか、色などで決まります。それらを左右するのは養殖真珠の場合は手間暇のかけ方、養殖に要した年月などで本真珠の価値や値段は変わります。それだけの手間をかけたからこそ、美しい本真珠が出来上がります。本真珠は価格が高くなるのは当たり前ですね。一方、ガラスやプラスチックに真珠箔などを吹き付けて造る偽物は手間暇をかけて育てる本真珠とは全く別物です。本真珠が高いのはそれだけの手間や作業を重ねて出来上がったものだからです。
冠婚葬祭などの場で身に着けるパールはどこに出しても恥ずかしくない本物でありたいですね。一方、気軽なおしゃれアイテムとして身に着けたい場合は、軽くて、輝きの強いフェイクパールを選ぶのもよいでしょう。TPOを考え、シーンに合ったパールを身に着けて楽しみましょう。
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