珊瑚パールを生産している唯一の漁場「松本真珠」より珊瑚パールを入荷‼
こんにちは。
本日皆様にお伝えしたい事は、リュクレ石沢の真珠バイヤーがようやく入荷する事が出来た珊瑚パールについてお伝え致します。当店には、真珠のシニアアドバイザーという真珠のプロ(有資格者)が在籍しているのですが、その方も大絶賛の素晴らしいパールなんです‼と熱量も高くなってしまう程、ぜひ皆様に知って頂きたい商品です。
そもそも、珊瑚パールってなんぞや?と思われる方もいらっしゃると思いますので、まずは珊瑚パールとは?という部分からお伝え致します。
珊瑚パールとは?珊瑚×パールで作る奇跡の宝石
珊瑚パールのお話をする前に、パールがどのようにして造り上げられるのかを簡単にご説明いたします。
パールは基本的には全て養殖で作られていて、国内ではあこや貝に『核』と呼ばれる球体を仕込み、その核の周りに真珠層が巻かれていき、パールが生まれます。一つの貝には一つのパールしか作る事が出来ないため、手作業であこや貝に核を入れ込む作業を行います。漁場から水揚げされるのは年に一度のみ。
漁場の方々は、一年を通じてあこや貝のお世話をしながら、パールを作ってくださっている訳です。もちろん、貝によっては、形がいびつになってしまったりそもそもパールとして出荷出来ない状態のも沢山出てきます。
そう考えると、よく見かける丸くて白い真珠のネックレスは、沢山の工程と人の仕事を経てお客様のもとに届けられる訳です。決して大量生産出来る訳ではない真珠。ジュエリーと呼ばれるのも納得ですよね。
では、本題。
珊瑚パールとは、『核』の代わりに『珊瑚』を入れ込んだパールの事です。
とても単純なように見えて、実はこれかなり凄い事なんですよ。
だって、パールは丸くて綺麗に出来上がる事態が難しい訳で。核の代わりに『珊瑚』を入れたても、それが綺麗に出来上がるかは分からない訳です。さらに、珊瑚も貴重な宝石であり、現在も資源が少なく値段も高騰している宝石です。当然コストもかかります。
失敗したら、と考えると中々手が出せないですよね。
それを実現させたのが、「松本真珠」さんという訳です。
松本真珠さんは、あこや貝の産地である愛媛県宇和島市にあります。リアス式海岸になっており真珠の養殖場としては屈指の生産量を誇ります。穏やかな海の中でゆったりと貝が育ち、高品質の真珠が毎年水揚げされています。
実際お店に足を運んで頂いて社長さんとお話させて頂いたのですが、とても情熱にあふれていらっしゃる方でした。
色々なコストがかかってはいるが、それでもこの珊瑚パールを作りたいという想いで商品を作ってらっしゃるとの事でした。
↑通常の核ではなく、「珊瑚」を使用するためほんのり優しくピンク色の仕上がりに
↑通常の核(右)と珊瑚(左)周りを囲っているのが真珠層です。真珠層の巻きが厚い物程輝きやテリが良い物となります。
珊瑚パールは全てオールノット仕上げ‼つけ心地も見た目も最高クラスです。
珊瑚パールの品質については前述で述べた通りです。
当店ではそんな珊瑚パールをワンポイントにしたネックレスを販売させて頂いております。
写真ではなかなか伝わらないかもしれないですが、とてつもなく巻きが厚くテリも素晴らしいです‼
そして一粒だけ薄紅色でほんわりピンク色のパールがありますよね。それが珊瑚パールになります。その一粒があるだけで全体の印象が可愛らしく優しくなりますよね。
実は珊瑚パールのネックレス、、、、パール自体の品質も素晴らしいのですがオールノット仕上げといって、パールとパールの間にノット(結び目)を付けているのです。この仕上げ方だと、糸が切れてしまった時もパールがバラバラになりません。
それだけでなく、身に着けた時に自然と骨格に沿って身に着けられるので見た目もとても自然に華やかに演出してくれます。
こういったカジュアルな装いにも自然とマッチしますよね。もちろんお祝いやハレの日にぴったりです。
珊瑚パールは、パールそのものの品質だけではなくて、もの造り精神も宿ったまさしく『逸品』に仕上がっております。
身に着ける人を想って作られた珊瑚パールをぜひ店頭でご覧ください。
いかがだったでしょうか?珊瑚パールは、身に着ける人を想って作られた逸品です。
今後も珊瑚パールを中心に、パール製品を随時入荷していきます。
どうぞ今後のリュクレ石沢にご期待下さい‼