福島県二本松市のリュクレ石沢です。
結婚指輪や婚約指輪を探している、検討しているカップル様へ
ブライダルジュエリーに関するお話をしております。

指輪選びの参考にご覧ください。また、店頭では当店オリジナルジュエリーの結婚指輪と婚約指輪をはじめ多数のブランドも取り揃えております。ぜひご来店の上、下見にいらしてください。

さて、今回は

「知っておきたい冠婚葬祭でのパールマナー」

について書いていきます。

冠婚葬祭にパールがふさわしい理由

冠婚葬祭すべてのシーンで着用を許されているジュエリーがパールです。英国のロイヤルファミリーも日本の皇室の女性たちも、公式の場で身に着けているのがパールのジュエリーです。パールは清楚で華やかな中に品格があり、目立ちすぎることなく、身に着ける人に上品に寄り添います。フォーマルな場で身に着けるのにふさわしいジュエリーとして世界中で認められています。

また悲しみの場にもふさわしいのがパールのジュエリーです。真珠は古来、「月の滴」「人魚の涙」と呼ばれ、悲しみに寄り添うジュエリーとして葬儀などの場に身に着けていくことが許されてきました。

結婚式でパールを選ぶ際のマナー

冠婚葬祭で身に着けるパールにもマナー、ドレスコードがあります。結婚式に出席する際に身に着けるのにふさわしいパールのジュエリーはどのようなものでしょうか。アコヤパールのホワイトやピンクは結婚式にぴったりです。そのほか南洋白蝶貝のパール、葬儀などではタブーとされる２連のパールネックレスも慶び事が重なるとOKです。ロングネックレスも華やかでおススメです。淡水真珠のネックレスはフォーマルなシーンにはむきません。グレーのアコヤパールは喪を想起させるので、避けた方が無難でしょう。揺れるパールのイヤリングやピアスは家庭が不安定、揺らぐイメージを与えるので避けます。

お葬式や法事でパールを選ぶ際のマナー

葬儀で身に着けるのであれば、真円のアコヤ真珠が安心です。グレーのアコヤ真珠もOKです。マナー違反となるのは輝きの強い南洋白蝶貝のパールや大粒のタヒチ黒蝶真珠、淡水真珠、粒が真円でないバロック真珠などは避けましょう。ロングのパールネックレスやステーションデザイン、不幸が重なるというイメージの２連、３連のパールネックレスもNGです。

卒業式や入学式などのお祝いの場で選ぶ際のマナー

卒業式や入学式などフォーマルなシーンでも活躍するパールのネックレス。どのような点に気を付けたらよいのでしょうか。厳粛な場なので派手過ぎるもの、光沢感があり過ぎるパールは避けた方が無難です。南洋白蝶貝のパールはゴールドやシルバーなど華やかな色調である上、粒も大きく輝きが強いので、派手な印象を与えてしまいますので気を付けましょう。珠のサイズによって派手な印象を与えますので、入学式や卒業式、お葬式など、さまざまなシーンで身に着けることのできるのが、７・５ミリのアコヤパールです。淡水真珠など真円でないパールはカジュアルな印象を与えますので、フォーマルなシーンでは避けます。ステーションネックレスなどデザイン性のあるものもＮＧです。

長さによるパールネックレスの種類は？

パールネックレスは長さによって名称が変わり、着けた時の雰囲気も異なります。それぞれにとても素敵な名前が付けられています。一般的にパールネックレスと言えば、チョーカータイプを指すことが多く、長さは40センチから43センチ。首元にすっきりと収まります。最もスタンダードなタイプで冠婚葬祭どんなシーンにも適しています。少し長めのマチネと呼ばれるパールネックレスは50センチから60センチほどの長さ。「マチネ」とはフランス語でミュージカルや観劇の昼の公演を指します。欧米の昼間の社交界でよく用いられ、ワンピースやハイネックと合わせると上品な装いとなります。着けると鎖骨の下まで掛かる長さです。

少し長めの80センチほどの長さにものは「オペラ」と呼ばれ、欧米の社交界で夜のパーティなどのシーンで多く用いられます。長さにボリュームがあるので、ドレッシーな装いにぴったりです。ロングパールは２連にして使えるので華やかな雰囲気です。オフィスに着けていく場合は６ミリから７ミリほどの粒が派手過ぎずオススメです。

長さ107センチ以上のものを「ロープ」と呼びます。オペラよりもボリューム感があり、カジュアルからフォーマルまでどんな装いにも対応できるスグレモノです。長さの異なる２連にしたり、ねじったりなどアレンジを楽しむことができ、ゴージャスで使い勝手が広がります。
一般的に１本目のパールネックレスとしておススメなのは、チョーカータイプのものです。40センチのチョーカータイプも、人によって長すぎたりする場合もあります。購入する際、首の太さや胸元の雰囲気、体型に合わせて、ネックレスの長さを調整してもらうといいでしょう。真珠の色味がその人に合っているかどうかと同じように、ネックレスの長さも、人によって似合う長さというものがあります。購入する際は実際に身に着けて、長さがご自分に合っているかどうか、見極めて購入しましょう。

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