福島県二本松市のリュクレ石沢です。
結婚指輪や婚約指輪を探している、検討しているカップル様へ
ブライダルジュエリーに関するお話をしております。
指輪選びの参考にご覧ください。また、店頭では当店オリジナルジュエリーの結婚指輪と婚約指輪をはじめ多数のブランドも取り揃えております。ぜひご来店の上、下見にいらしてください。
さて、今回は
「七色の輝きに願いを込めてパールを贈る」
について書いていきます。
パールが持つ特別な意味と魅力
パールは太古から愛されている宝石で、古代エジプトのクレオパトラや中国の西太后が美と健康を願い、パールを酢で溶かして飲んでいたなどの伝説が残されています。世界の女王、王妃たちにも愛されてきました。現代でも英国王室や日本の皇室の方々が公式の場でパールジュエリーを身に着けています。
真珠には「人魚の涙」「月のしずく」という別名もあり、悲しみの場にも寄り添うジュエリーです。冠婚葬祭の場で唯一、身に着けてよいとされるオールマイティなジュエリーとして世界中で愛されてきました。
船乗りたちは航海の安全を祈り、パールを身に着けてきました。パールにはお守りの意味合いがあります。母貝が胎児を守り育てるように、長い年月をかけて、核の周りに真珠層を何百、何千と重ねていくその姿が母の愛情を思わせます。また真珠は海という自然のパワーがはぐくんだエネルギーに満ちています。真珠の宝石言葉には「純粋無垢」「純潔」「富」「健康」などがあり、身に着ける人の母性に働きかけ、意志の力、実行力を与えてくれるパワーに満ちた宝石です。
七色の輝きが奏でる神秘的な世界
パールの魅力のひとつが、その輝き、光沢、テリです。パールの真珠層は母貝が挿入された核の周りを何層にも覆うことで生まれます。薄いレンガが何百、何千と積み重なったような構造をしています。積み重なったそれぞれの層に光が反射することで微妙にずれた複数の光の波が干渉しあって虹色の輝きが生まれます。真珠層が厚いほど、神秘的な色合いが生まれます。
真珠層の生み出す色が真珠の色を決めており、真珠はそれぞれ色合いが異なります。虹色の輝きを放つパールは神秘的な存在で、他の宝石にはない不思議な魅力があります。
贈る相手別! パールジュエリーの選び方
パールは自分のために購入するだけでなく、子や孫へのプレゼントにも最適です。パールにはさまざまな種類や粒のサイズがあるので、贈る相手によってパールジュエリーの選び方があります。
お嬢さんが成人になるお祝いとしてパールのネックレスを贈るご両親が増えています。お孫さんが社会人になる門出を祝して、パールネックレスとイヤリング、ピアスのセットを贈るお祖父さま、お祖母さまもいらっしゃいます。成人になり、社会に出ていくと、冠婚葬祭の場に出席することも増え、その際に身に着けるジュエリーとして最適なものがパールジュエリーです。卒業式、お友達の結婚式、ご自身の結婚式にはもちろん、葬儀の際にも身に着けることができるのがパール。冠婚葬祭で身に着けるパールは本真珠と呼ばれるアコヤパールがおすすめです。真円で上品、清らかな輝きを持つアコヤパールのネックレスとイヤリング、ピアスのセットがひとつあれば、安心です。お嫁入り道具のひとつとして贈るのも素敵ですね。
女性の厄年は30代に2回、回ってきます。女性の体調が変わる節目が30代といえるでしょう。そんな30代を難なく過ごすお守り、厄除けとしてパールジュエリーをお嬢さんに贈るご両親もいらっしゃいます。厄除けとしては、20代の頃より粒の大きいアコヤパールのジュエリーや落ち着きのある色合い、グレーパールなどが好まれます。弔事も増えてくる年齢ですから、グレーのパールなどは最適です。
50歳代の妻や還暦を迎えたお母さまに贈る場合は、粒の大きい白蝶真珠や落ち着いた中にも華やかな輝きを持つ黒蝶真珠のネックレスなどがオススメです。年齢を重ねると、小さな粒の真珠より、大粒のサイズが似合うようになります。南洋白蝶貝が生み出す白蝶真珠はシャンパンゴールドやシルバーなどアコヤパールよりも華やかでエレガントな印象ですから、年配の女性にお似合いです。タヒチ黒蝶貝から作られる黒蝶真珠はゴージャスな中にも落ち着きがありますので、還暦のお祝いなどにオススメです。
パールジュエリーのデザインを楽しむ
パールのジュエリーと聞くと、シンプルな一連のネックレスやイヤリング、ピアスを思い浮かべる方が多いかもしれませんが、パールの世界的な流行により、モダンなデザインが生まれてきています。
小さなメレダイヤモンドと組み合わせたり、ゴールドのチェーンと合わせた一粒パールのネックレス、バングル、カラーストーンと合わせたステーションネックレスなど多彩なデザインでパールジュエリーを楽しんでみてください。
パールジュエリーのお手入れと保管方法
パールはとてもデリケートな宝石です。身に着けた後は、柔らかな布でやさしく拭いてから、直射日光の当たらない、湿度の低い場所に保管します。他のジュエリーと触れ合わないよう、パールジュエリーは単独で収納しましょう。
パールのネックレスは3~5年に一度、糸を替えます。身に着けているときに糸が切れると珠が散らばり、見失う珠があれば大変です。その前に糸替えをします。珠の輝きが失われてきたように感じるときは、ジュエリー店に相談しましょう。磨き直しをしてもらうと、美しい輝きが戻ります。丁寧な扱いとメンテナンスにより、パールは次の世代に受け継いでいくこともできます。
婚約指輪や結婚指輪の相談をはじめ、お母様から譲り受けたダイヤモンドを
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