福島県二本松市のリュクレ石沢です。
結婚指輪や婚約指輪を探している、検討しているカップル様へ
ブライダルジュエリーに関するお話をしております。
指輪選びの参考にご覧ください。また、店頭では当店オリジナルジュエリーの結婚指輪と婚約指輪をはじめ多数のブランドも取り揃えております。ぜひご来店の上、下見にいらしてください。
さて、
今回は、
「真珠の色は何色?その多彩な魅力と秘密を探る」
について書いていきます。
定番のホワイトから個性的なカラーまで
真珠と聞くと最初に思い浮かぶ色合いは、日本のアコヤ真珠がイメージするやさしい色味のホワイトではないでしょうか。真珠の色と言えば、このホワイトが浮かびますが、真珠には実はいろいろなカラーバリエーションがあります。
真珠は純白のホワイト、華やかなピンクパール、イエロー、クリーム色、ブルー、ブラックと多彩な色合いを持っています。白にもさまざまな色合いがあり、真珠は多彩なカラーバリエーションを持つ神秘的なジュエリーです。
色を決める2つの要素「実体色と干渉色」って?
真珠には実体色と干渉色というものがあり、この2つの要素が真珠の色を決めます。実体色は真珠そのものの色で、イエロー、ホワイト、母貝の中で育つ段階で異物が混じって生じるブルーやグレーなど真珠そのものが持つ色合いです。一方、干渉色とは光の当たりかたによって生まれる色合いのことで、真珠層が厚く、テリがよいものほど干渉色が濃くなります。実体色、干渉色の2つが織りなすことにより、真珠の複雑な色が生まれます。
真珠の種類による色の違い
養殖真珠は母貝の内側に異物を挿入し、その異物を核として真珠層を巻かせることにより真珠が生まれます。母貝の種類によって生まれる真珠の色や形も異なります。
日本の養殖真珠はアコヤ貝を母貝とし、真円のホワイト、クリーム、ピンク、ブルー、グレーなどの上品な色合いの真珠を作り出します。南洋真珠と呼ばれるのは、大きな白蝶貝が母貝です。インドネシア、オーストラリア、フィリピン、ミャンマーなどが主な産地で、8ミリから20ミリという大粒なサイズが特徴です。色合いはイエローゴールドやシルバーホワイトなど輝きが強く、華やかな印象です。
タヒチで産出されるタヒチ黒蝶真珠の母貝は黒蝶貝。産出されるパールは7ミリから18ミリとやはり大粒で「黒真珠」が有名ですがその他にもさまざまな色合いがあります。ブラック系グリーン、ブラック系レッド、グリーンの濃いものは「ピーコックグリーン」と称され、珍重されます。
希少価値の高い真珠の色
コンク貝を母貝としたコンクパールをご存知でしょうか。コンク貝自体も希少性があり、採取が難しい貝と言われています。コンクパールは深みのあるピンク色に独特の火焔模様を描きます。色合いはピンクだけでなく、黄色、ベージュ、赤、白などもあり、産地はカリブ海です。コンク貝は通常の二枚貝ではなく、巻貝なので、コンクパールは巻貝真珠となります。ラズベリーレッドと称される濃いピンク色が最も有名で希少価値の高い真珠です。
黒蝶真珠の中では、濃いグリーンが鮮やかなピーコックグリーンのタヒチ黒真珠が希少とされています。
真珠の色選びのポイント
真珠を選ぶ際は、自分の顔に映える色味を選びます。アコヤ真珠でもイエローホワイト、純白、ピンクがかったものなど多彩な色味があります。ご自身の顔色に生える色は実際に身に着けてみないと分かりません。テレビショッピングやネットで真珠を探すとご自身の顔に映える色味かどうかは分かりません。実店舗に足を運び、身に着けて色味を確かめるのがおススメです。
真珠の色合いは実体色と干渉色で作られますので、真珠層の厚みがどれくらいなのか、確かめると安心です。真珠層が厚いものは、干渉色も豊かであり、上品で深みのある色合いとなります。
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