福島県二本松市のリュクレ石沢です。
結婚指輪や婚約指輪を探している、検討しているカップル様へ
ブライダルジュエリーに関するお話をしております。
指輪選びの参考にご覧ください。また、店頭では当店オリジナルジュエリーの結婚指輪と婚約指輪をはじめ多数のブランドも取り揃えております。ぜひご来店の上、下見にいらしてください。
さて、今回は
「3月の誕生石で作るオーダージュエリー」
について書いていきます。
3月の誕生石について知りたい
3月の誕生石はどんなものがあるのでしょうか。3月の誕生石と言えばこれまで「アクアマリン」「サンゴ」でしたが、「アイオライト」と「ブラッドストーン」が加わり、4つの宝石が3月の誕生石となっています。
アクアマリンは、ラテン語の水を表すアクアと海を意味するマリンから生まれ、「海の水」という意味合いを持ちます。船乗りに恋をした人魚が流した涙が宝石となって浜辺に打ち上げられたといわれるロマンチックな宝石です。19世紀のヨーロッパでは恋人たちにロマンチックな贈り物として人気がありました。
海という大自然が作り出した宝石がサンゴです。南洋の海深くに棲息し、希少な宝石として大切に扱われてきました。人魚姫の唇と表される赤い色の濃く鮮やかな血赤サンゴ、柿の実のように朱色がかったモモイロサンゴなどがあります。鉱物ではない有機質の宝石は真珠と並び、日本の特産でもあります。仏教の経典に極楽浄土は「七宝」で彩られているとされ、そのひとつにサンゴがあげられています。古代よりサンゴは高価な宝石として崇められてきていました。
アオライトは2021年の誕生石改定で追加された3月の誕生石です。見る角度によって異なる表情を見せる宝石として知られています。アオライトの鉱物名は「コーディエライト」。和名は「菫青石」と言います。スミレの花のような青紫色が特徴です。アオライトは見る角度によって、異なる色合いを持つ多色性があり、光にかざすと青や紫、黄みがかったグレーなどに変化します。アオライトは中世ヨーロッパの海賊が航海中に羅針盤の代わりにしたという言い伝えも残されています。
ブラッドストーンは濃緑色の地に赤色の斑点があるジャスパーです。十字架に架けられたイエス・キリストの血がジャスパーの上に垂れて出来た宝石と伝えられています。
石言葉や特徴は?どんなアイテムがおススメ?
アクアマリンの石言葉は「勇敢」「沈着」「聡明」「幸福に満ちる」です。荒波を乗り越えて進む船乗りたちに好まれたアクアマリンらしい石言葉です。身に着けることで母なる海のように心を潤し、豊かさをもたらしてくれるとも言われています。結婚や出産のお祝いにもされ、贈られた人に幸せをもたらすと言われます。
海をイメージさせる美しい水色はどんなスタイルにも合わせやすく、さわやかな印象を与えます。アクアマリンのネックレスは涼しげで、アクアマリンのリングと合わせても素敵です。優しいブルーが手元に華やぎを添えてくれます。ゴールドやシルバーのチェーンにアクアマリンの小さなルースを取り合わせたブレスレットは、どんなカラーのトップスにも似合います。アクアマリンの色合いは派手な印象を与えないので、一粒ネックレスの重ね着けなどもおススメです。
七宝にも数えられ、母なる海で年月をかけて育つことから、強いエネルギーを持つ宝石とされている宝石サンゴ。サンゴの石言葉は「幸福」「長寿」です。魔除けや安産祈願などにも使われてきました。海のエネルギーを浴びて育ったサンゴだからこそ、そのエネルギーで持ち主を包み、気持ちを穏やかに落ち着かせてくれるのでしょう。
鮮やかな赤を活かしたリングやネックレスは、身に着ける人をパワフルに印象づけてくれることでしょう。お守りとして身に着けるのもおススメです。
アオライトの石言葉は「道を示す」「誠実」「貞操」「愛を貫く」などがあります。誠実、貞操はスミレの花言葉でもあります。この意味合いから、幸せな結婚生活が送れるようにとの願いを込めて、結婚する娘にアオライトを贈るという風習もありました。
美しいスミレ色を活かしたイヤリングやピアス、シルバーやゴールドのチェーンと合わせたブレスレットは優しい印象を与えてくれます。手元を彩るリングもおススメです。
ブラッドストーンの石言葉は「勇気」「聡明」「献身」。ブラッドストーンに見られる赤い「血液」がこの宝石を身に着けた人に健康と強さをもたらすと伝えられています。
ブレスレットやストラップにし、お守りとして身に着けると勇気や活力がもらえそうです。
特質と取り扱い方
アクアマリンはモーススケールで7・5~8の硬度を持っています。日常的に身に着けるのに十分な耐久性があります。着用後は柔らかな布で拭くのが基本です。アクアマリンの涼やかな透明感を保つためにも、ジュエリーを外したら、布で優しく拭いて、しまいましょう。汚れが気になる場合のお手入れは、ぬるま湯に中性洗剤を溶かし、歯ブラシを使用し、汚れが蓄積しやすい石の裏側を丁寧に洗います。
サンゴは美しい艶を保つことが大切です。普段の手入れは着用後、
柔らかい布で丁寧に拭きましょう。水洗いをしても問題はありません。汚れがひどい場合はぬるま湯に中性洗剤を溶かし、手早く洗ってよくすすぎ、すぐに乾かして拭きます。硬度が低いので、超音波洗浄機の使用は避けます。
アオライトは高温や急激な温度の変化によって破損する恐れがあります。アオライトにはへきかいと呼ばれる、ひとつの方向に割れやすい性質があるので、強い衝撃を与えないよう丁寧に扱いましょう。身に着ける場合はネックレスやイヤリング、ピアスなどぶつけることの少ないアイテムがおススメです。
汚れが気になる場合は、ぬるま湯に中性洗剤を溶かし、ブラシでやさしく汚れを落とします。長時間、お湯につけておくなどは避けましょう。冷たい水や熱いお湯を使うのもNGです。洗浄後は丁寧に水分を拭き取り、日陰で乾かします。超音波洗浄には向いていません。
ブラッドストーンのお手入れは温かい石鹸水と柔らかなブラシを使います。化学薬品や高熱にさらさないよう、注意しましょう。通常は着用後、柔らかな布で丁寧に汚れを拭き取ります。モーススケールは6・5~7ですので、柔らかな布が敷かれた場所に保管するといいでしょう。
婚約指輪や結婚指輪の相談をはじめ、お母様から譲り受けたダイヤモンドを
婚約指輪にして渡したいなどのご要望も受け付けております。
一度、ご相談ください。